井上製麺で作られる素麺は、しっかりとした歯応えに仕上がるよう麺作りに適した九州産小麦を特別に配合。また、独自にマイナスイオンを付加した地下100メートルの天然水を用いるなど、シンプルな原材料だからこそこだわり抜いています。これまで主流であった手延べ製法のノウハウを継承しながら、油を使用しない機械式製法にすることで、小麦本来の香りと独自のコシを生み出しています。

この素麺は、佐賀県の仁比山神社と文化的なつながりがあります。井上製麺を代表する「神の白糸」の銘は先代が神主から授かったもの。毎年7月7日の「七夕・そうめんの日」には五穀豊穣を願い、神の名を冠する素麺が今も奉納されています。おいしさの追求はもちろん、伝統食として素麺の文化を後世へ引き継ぐ担い手となっています。

古くから日本で食されてきた雑穀の分析と検討を重ね、老化を抑制するといわれる赤米や紫米、デトックス効果が高い熊笹を練り込んだ高機能な素麺「古代麺」シリーズ、糖質70%オフでもおいしく召し上がれる健康志向の「低糖麺」など、五代目井上義博は、健康とよりよい食生活に資する製品を提供できるよう、つねに麺作りに情熱を傾けています。